海外留学生活に不安を感じる人へ【ホームステイ生活を知る】

英語圏でのホームステイ生活の様子

私はカナダのバンクーバーに留学をし、そこではホームステイ生活を約12ヶ月過ごしました。周りの状況を見るとホームステイの生活は受け入れ家族によって変わります。

全体ではざっと以下のような分類でした。

■ビジネス系(約50%):家賃ビジネスとして複数の生徒を受け入れている。
■老夫婦系(約20%):子供独立後、留学生を受け入れて生活にハリを出す。
■子供の面倒を見てもらう系(20%ぐらい):日本人は聞いたことがない。子供の面倒を見ることをお願いする(Nannyと呼ばれる)代わりに家を提供する。
■その他(10%ぐらい):様々な背景

ビジネス系

一般的に1人部屋で部屋の掃除も食事もついていますが、ビジネス系だとどうしても食事が節約がちになります。 私の滞在したホームステイ先もビジネス系でした。3人の留学生を受け入れていました。お昼にも食事を持たせてくれるのですが、バナナやリンゴなどと簡素なサンドイッチが一つで、毎日食べるとすぐに飽きてしまいました。かといってホストファミリーも対応が悪いわけではなく、親切にしてくれます。彼らにも評価があるのであまりひどいことをされることはないと思います。おそらくホームステイをする多くの人がこのビジネス系になると思います。

老夫婦系

いわゆる当たりホームステイです。老夫婦が子供をかわいがるように扱ってくれるケースが多く、信頼関係を築くことが出来れば、非常に楽しい生活を送ることが出来ると思います。ただ、その数は多くなくうまくこのホームステイ先に選ばれるとは限りません。この下の文章であたり先のホームステイ先に行く方法を紹介しています。

子供の面倒を見てもらう系

日本人はないと思いますが、タイなどの東南アジア系の留学生はこの形をとることがあります。ホームステイ先に小さい子供がいて保母として面倒を見ながら学校に通うパターンです。ステイ先の夫婦が平日は働きに出ているパターンが多いので、週末や夜のスクーリングをすることになります。

その他

現地の親戚の家に住むなどのパターンがあります。

老夫婦系(当たり系)のホームステイ先に行く方法

多くの場合ホームステイ先を選ぶことは出来ません。そもそも提供側からしてもビジネスかそうでないかを見分けることは難しいという理由があります。ただし老夫婦系(あたり系)のホームステイ先に行く方法があります。その方法は留学してから評判の良いホームステイ先が空くのを待つことです。

留学してからホームステイ先を変えることは可能!(頻繁にある!)

ホームステイの滞在期間は長くて1年程度です。つまり入れ替わりが激しいのです。現地に着いてから、同級生から評判を聞いて、評判の良いステイ先を待てばよいのです。数か月も待てば空きが出ることがほとんどです。受け入れ側からしても次の受け入れまで空き時間なく、すでに生活に慣れた、しかも滞在していた生徒の知り合い が来るのですから受け入れOKとなる可能性大です。この方法を使ってステイ先を変えていた人は多くいました。

ホームステイ先での生活の様子:メリットとデメリット

その家族によってルールがありますが、多くの場合一日の生活パターンは以下のようになると思います。

ホームステイの生活パターン

ホームステイのメリット

・ステイ先と英語で会話が必要となり、英語力が上がる。
・規則正しい生活が送れる。
・事故やけがなどもし何かがあった時に助けてくれる。
・現地の生活を経験することが出来る。

ホームステイのデメリット

・家族ではないため、やはり生活に気を使うことが多い。
・毎日のパターンが同じで長く続くと飽きてくる。
・ステイ先と仲良くなれないと辛い生活を過ごすことになる。
・友達との外出や宿泊など連絡をしなければならない。

ホームステイをするなら事前にやっておくべきこと

私がやっていなくて後悔したことは以下の2つです。

・ステイ先に事前に「写真付きの手紙を送ること」
・ノートパソコンを持っていく。

事前に写真付きの手紙を送ること

他の留学生で事前に手紙が送られるパターンがあります。その時は事前に受け入れ先も相手の様子が分かるためとても安心してそうでした。しっかりしている印象を持ってもらうことも出来ます。受け入れ側も人ひとりを家に入れるわけですから不安がある ことを理解して事前に手紙を送っていれば良かったな。と後悔をしています。

ノートパソコンを持っていく

携帯、あるいはタブレットでも出来るのですが、翻訳・レポート・検索のどれをとってもノートパソコンを持っていた方が便利でした。特に生活期間が長くなる場合は、パソコンを使った方が色々な情報収集も出来るので、買って持っていけばよかったと後悔しています。