【就職に有利!】語学留学で終わらせない。その価値を出す方法3つ

語学留学をしてどれだけ就職に価値が出るのか?

はっきり言って語学留学自体に大きな価値はありません。

語学留学をする学生は毎年7万人程度です。つまり大学の4年間で28万人が留学をします。

高校生の留学も入れるともう少し数が多くなると思います。

毎年就職する学生の人数がおよそ100万人ですので、

学生の4人に1人は語学留学を経験しているわけです。

こんなありふれた経験を語ったところで就職に有利にはなりません。

ではどうすれば良いのでしょうか?就職で大事なのは面接官(えらぶ人)を「おっ」と思わせることです。

上位10%に入ると人は「印象」に残ると言われています。10人に1人ということです。

就職活動も置き換えれば上位10%に入らないと価値がありません。

留学を武器にするのであれば、

「留学で何を得たのか?」

語る必要があります。

そして

「上位10%に入ること」

が条件です。

語学留学で価値を出すために

語学留学だけでは価値がありませんので、何をしたか?ということが大事になります。

英語を使って何かを達成した という経験まで語る学生は少ないからです。

語学留学で狙えること・次のステップとしては次のようなものがあります。

語学留学で狙えること

1.高い英語テストの得点を取る。

2.現地大学・専門学校へステップアップする。

3.現地で実際に働く経験を積む。(日本人コミュニティ外)

難易度としては 1(英語得点)< 2(現地大学・学校) < 3(労働) です。

※これはアピールのコツですが、○○で1番とか付け加えるとアピール効果が上がります。

特に海外では絶対的に日本人の数が少ないためにそのアピールが実行しやすくなります。

例えば:

「○○専門学校で日本人初の学生として選ばれ入学できた」

「ワシントン州で初めて日本人として○○のボランティアに参加した」

などです。

よく考えれば、 たいしたことない 可能性もありますが、

何でも「初めて」は聞こえがよいものです。

語学留学で高いTOEICテストの得点を取る

まずはこの方法が一番お勧めです。

目標はTOEIC900点以上です。

これで日本では上位10%に入ります。

そしてほぼ自動的に「英語が出来る人」認定をもらうことが出来ます。就職活動にも900点を超えるとアピールになります。

TOEICの点数分布は以下のようなものです。

900点以上を取ると上位5%以内に入ることが出来ます。

商社などをのぞき、この点数を持つ学生はあまり多くないために就職活動でのアピールになります。

たとえば半年間留学して真剣にTOEICを勉強すれば900点越えは可能です。

10時間/日 x 180日英語に触れていれば、

1800時間の学習時間となり、900点取得が可能なレベルになります。

私も語学留学半年で、TOEICの点数が900点を越えてきました。

TOEIC点数の得点分布

下の表は日本人のTOEICの得点分布です。800点を越えればおよそ上位10%に入ってきますので、900点を目標に頑張れば、とどく場所だと思います。

TOEICの得点分布は上記のようなものになります。

現地の大学や専門学校へステップアップする

留学期間が1年程度であればこの方法がおすすめです。

最初に語学学校へ通い、その後へ興味のある専門学校や現地の大学授業を受けたりすることです。

アメリカではコミュニティカレッジ(地域大学)というものもあり、このコミュニティカレッジであれば入学の敷居は低く、入りやすいと思います。

また、専門学校はそこへ通えるカリキュラムを組んでいる留学エージェントも多く、映像に興味があれば、場所はニューヨークを選んだり、場所も大事になってきますので、前もって相談して計画をすることが大事です。

通っている大学に交換留学制度があれば、それを利用することはとても効果があると思います。

実際に私も要求されているTOEFLの点数が足りずに、語学留学⇒帰国⇒交換留学というステップを踏みました。

一度語学留学をすると英語の点数が上がり、他の学生よりも選考が優位に進みました。

現地で実際に働く経験を積む

この方法は注意が必要です。なぜなら英語が出来ない、またビジネススキル・経験のない日本人が働くことが出来るのは日本人経営のレストランやフリーペーパーなどが多いのが実情だからです。

数か月で語学を身に付けて現地でバリバリ働いてというのは妄想です。あなたにビジネススキル(例えばプログラミングなど)がない限り、この方法に期待してはいけません。なぜ英語の出来ないあなたを雇うのか?という質問に答えられないとまず就職できません。

もし現地で働きたいというのであれば、日系の企業に就職する道があります。日系の企業は日本とのコミュニケーションを取るために日本語のできる従業員が必要となる場合が多く、駐在員を送るよりも安価な現地での日本人採用枠があります。ただしこの方法では駐在員の上に立てる可能性は少なく、10年、20年のキャリアアップを真剣に考えるのであれば、大きな給与アップも出来ないので、お勧めではありません。

現地で就職してキャリアアップするというのは非常に高い壁があるのが現実

1.なぜ(ネイティブと比べて)英語のできないあなたを雇う価値があるのか?

2.現地の日系企業での就職についても10年、20年のキャリアアップには不向き

 

まとめ

語学留学は、「英語の点数を大きく上げること」は達成しながら、「英語以外の価値」を生み出すことが重要です。

それはあなたの得意分野できっと活かせると思います。例えばプログラミングを勉強しているならプログラミングx英語力であれば価値が大きくなります。

映像制作が得意なら映像制作x英語力で幅が大きく広がります。

こういったように英語を価値の一つと捉えて、他のものと組み合わせることで、就職活動にとっても大きな武器になることでしょう。

まとめ

・語学留学をするならTOEIC900点以上を狙うべき

・語学留学をステップにして、次の大学留学や専門学校留学を狙うことが出来る

・海外で就職してと考えるのは甘い。なぜあなたを雇う価値があるのか?が大事

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Posted by dai8210