英語の「聞く」「読む」の処理スピードが速くなる!いちばん効果的な勉強法
「時間内にTOEICテストが最後まで解けない。」
「英語で言いたいことがすぐに出てこない」
こんなことはありませんか?
その理由は
英語で英語の文章の意味を考えられていないからです。
この「英語だけで処理できる状態」に変えないと、
TOEICの問題も最後まで解けないし、
言いたいことが英語ですぐ出てきません。
そもそも 英語の文章を素速く日本語に訳せない のは当たり前なのです。
それは
英語と日本語は文の構造が大きく違うから
です。
ですので、英語⇔日本語の訳を もう放棄して
英語のまま意味を取っていく
最初はフレーズで意味を取る
がとても効果的なのです。
幸運なことにこれは
トレーニングで出来るよう
になります。
英語を英語のまま理解するってどういうこと?

英語で聞いてそのまま英語で理解するとは以下の事を指します。
英語の文章からその意味が「日本語を介さずに」直接頭の中でイメージできるかです。

どんなに英語が出来る人でも英語を日本語の文章に直していてはゆっくりした会話ですら追いつかなくなります。
私もいちいち日本語に訳していてはTOEICの問題はとても最後まで解けません。
70%解けるかどうかも怪しいです。
英語を日本語に置き換える最大のデメリット

英語と日本語は文の構造が大きく違います。英会話にとって最も大きな違いは
文の並びが違う!
ということです。
あたりまえと思うかもしれませんが、もう一度英語と日本語のちがいを見てください。
英語: I like to play basketball with friends on weekends.
日本語:私は週末に友達とバスケットをすることが好きです。
英語を日本語に訳する時に 主語の位置は同じ ですが、
その次の 述語(動詞) の位置が違います。
日本語の述語(動詞)の位置は文章のさいご
になります。
そのために 英語を日本語に訳すときは「うしろから」順に訳していませんか?
日本語と英語の文法が違うために仕方がありませんが、
これは
非常に不利な違い
です。
つまり、「英語が少し早くなるとついていけなくなる」。
というのはこの違いを理解せずに
「わざわざ」日本語に訳していること
が原因です。
英文の意味を英文の順序で理解できる方法は?
フレーズで意味を取れる様になる
ことです。
必ず出来るようになります。
TOEICの目安で言うと650点を越えるあたりから
英文の意味を日本語に変換していては点数があがらなくなります。
「いちいち日本語に訳しているために」
リスニングが理解できない。リーディングが最後まで終わらないからです。
学習ステップは 英文を
①フレーズが取れる
②フレーズ毎の意味がイメージできる
です。
もしフレーズで英語を区切ったことがない人にはまずはフレーズで英語を区切ってみてください。
フレーズとは文章中に意味ごとに取れる単位です。
句読点、接続詞、前置詞、名詞の前がフレーズを区切るポイントです。
フレーズの区切り方
I like to play basketball / with friends / on weekends.
前置詞(on,in,at,with)や句読点(,) 接続詞(because, and)の前で区切りましょう。
英語をフレーズで取ることのメリット
英語は
伝えるべき大事なこと(動詞や名詞)
を最初に言います。
そしてあとから情報(いつ、どこ、だれ)をつけ足していきます。
ですので、
フレーズで文章のあたまから理解していけば、
話の概要がつかみやすい言語なのです。
そんなこと言われても出来ない
すこし考えてみると既に日本語に訳さずにイメージで取れるフレーズがあると思います。
例えば How are you? です。
これはいちいち日本語に訳さなくても「元気ですか?」というフレーズが頭の中でイメージ出来ている人が多いのではないでしょうか。
それはHow are you?という英語はたくさん聞いて慣れているからです。
これから出会う英語に対して、
フレーズ(頭から意味を理解する)で取る練習をしてみてください。
そんなに長い時間はかからず、慣れてくるはずです。
それを繰り返して意識することで英語力が上がる土台作りになります。
参考の動画:同時通訳者のあたまの中
参考にトランプ大統領演説の同時通訳Youtubeです。
通訳者は文章の頭から「フレーズ毎に区切って」通訳をしています。
このように通訳者であっても、
「フレーズで文章のあたまから意味をとらえています。」
英語をフレーズであたまからとらえていくこと が
英語⇔日本語の変換から抜け出るいちばんの方法です。
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